最終更新日:2018年12月25日(火)
29.3.29 |
新しいパンフレットが出来ました(厚生労働省作成) ・飲食店向け 「HACCPの考え方を取り入れた食品衛生管理の手引き(飲食店編)」(pdf) ・消費者向け 「それがHACCPです」(pdf) |
毎月月末 |
はっさぷニュース」が掲載されています。(食品衛生課) |
HACCP(Hazard Analysis Critical Control Point(危害分析・重要管理点方式;ハサップ)とは、食品の製造・加工工程のあらゆる段階で発生するおそれのある微生物汚染、物理的汚染、化学的汚染等の危害をあらかじめ分析( Hazard Analysis;危害分析 ) し、その結果に基づき、重要管理点( Critical Control Point ;重大な汚染を引き起こすリスクがある管理工程及びそれを管理するための方法のこと) を定め、これを連続的に監視することで、最終製品の安全性を確保する衛生管理の手法です。 米国のNASA(アメリカ航空宇宙局)で開発され、現在では世界中で取り入れられている衛生管理の手法となります。
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HACCPに取り組むメリットとしては |
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導入後もこれらの手順を繰り返し行い、 具体的な取り組み方など、わからないことがありましたら、保健所までお問い合わせください。 |
導入時の参考として、「食品製造におけるHACCP入門のための手引書」 が厚生労働省にて作成されています。 (2015年11月1日現在で、水産加工食品編等、13業種)
HACCP導入のための手順やHACCPプランの例、衛生管理のマニュアル等、 導入するにあたっての必要な知識や情報が集約されていますので、ぜひご活用ください。
厚生労働省HP HACCP導入のための手引書 |
北海道では、「HACCPに基づく衛生管理導入評価事業」を実施するとともに、「北海道HACCP自主衛生管理認証制度」を設けています。 また、平成27年4月からは、食品衛生法施行条例第3条に規定する管理運営基準に「HACCP導入型基準」を追加し、届出の制度を設けています。
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この事業は、道民の皆様に安全な食品を提供し、道産食品の信頼性と付加価値の向上を図ることを目的として、道内の対象施設におけるHACCPの手法を取り入れた自主衛生管理の取り組みを段階的に評価するものです。 食品を取り扱う事業者の皆様は、「HACCPに基づく衛生管理導入の評価調書(評価事業用)」を用いて自己採点を行い、自身の営業施設における衛生管理のレベルがどの段階にあるのかを確認します。その結果から自身の施設の衛生管理の不足している箇所が見えてくるため、その衛生管理状況をもう一段上昇させていくという目標を持つことで、自主衛生管理の更なる向上を目指していくものです。
(2) 客観的な評価(評価後には評価証を交付)を行う
などにより、皆様のHACCPに基づく衛生管理の導入へ向けた支援を行います。
☆☆☆HACCPに基づく衛生管理導入評価事業に関する資料はこちらから☆☆☆ ●「 評価調書(評価事業用) 」 ●「 評価調書(評価事業用)記入要領 」 ●「 申請書(PDF) 」 |
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この制度は、HACCPによる衛生管理を確実に行っていることを認証するものです。 「HACCPに基づく衛生管理導入の評価調書」を使用して自己採点を行った上で、同じ評価調書を用いた第3者機関がその内容を評価し、基準以上の衛生管理が確認されると認証を受けるという内容となっております。 認証を受けた施設は、その食品や施設に「認証マーク(ハサップくんのマーク)」を表示することができるとともに、北海道のHPに情報を掲載することができるため、消費者に広くアピールすることが可能となります。
していきます。
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食品等を取り扱う食品等関連事業者は、食品衛生法施行条例第3条に規定する管理運営基準を遵守して営業を行う必要があります。食品等関連事業者は、従来どおりの衛生管理を行う「従来型基準」、またはHACCPに基づいた衛生管理を行う「HACCP導入型基準」のいずれかに基づいた衛生管理を行わなければなりません。 また、HACCPに基づく衛生管理を行っている施設については、その届出制度が設けられています。 「HACCPに関する取り組みに係る自主点検票」にて自主点検を行った上で、適合する場合は「危害分析・重要管理点方式を用いた衛生管理の開始届出」を提出するよう願います。 なお、CCPの変更などといった衛生管理方法に変更がある場合は、変更の届出が必要となります。
☆届出様式☆ ・危害分析・重要管理点方式を用いた衛生管理の開始届出/記入例 ・危害分析・重要管理点方式を用いた衛生管理の変更届出/記入例 |
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