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最終更新日:2018年10月12日(金)


結核について


複十字 結核に注意しましょう!


結核とは ―こんな時はマスクをつけて病院へ―

結核とは、結核菌によって主に肺に炎症がおこる病気です。

結核の初期症状はあまりはっきりしたものではなく、風邪に似ています。咳やタンが2週間以上続いたり、体の具合が良くなったと思ったらまた悪化したりします。心当たりの方はすぐに医療機関を受診しましょう。

こんな時はすぐ医療機関へ!

タンがでる(タンに血が混ざる)

咳が2週間以上続く


体がだるい


急に体重が減る

結核症状


発見されにくい高齢者の結核

紋別保健所管内でも、結核患者のうち高齢者の占める割合が高くなっています。高齢者は咳やタンなどの症状があらわれにくいのが特徴です。食欲がない、元気がない、体重減少などの症状しか出ない場合があります。

日頃から健康状態に注意し、胸部レントゲン検査の精密検査が必要となった場合は、自覚症状がなくても必ず受診しましょう。

結核のうつり方 -結核は空気感染です-

結核は空気感染する感染症で、結核菌の混ざったしぶきが咳やくしゃみと一緒に空気中に飛び散り、それを周りの人が直接吸い込むことで感染します。このしぶきの中の結核菌は、早く吸い込まれないと日光のなかの紫外線に殺されてしまいます。家族や親しい友人など身近な人にうつることが多いのです。食器などの物を介して結核がうつることは決してありません。

消毒は必要なの?

結核菌は太陽光線による紫外線では2~3時間で死滅し、換気を十分に行えば感染の危険性はなくなるとされています。通常は生活環境や衣服などを消毒する必要はありません。食器は普通の洗浄で大丈夫です。また、大きな傷が無い限り、手で触れても感染することはありません。

結核と診断されたからといって、すべての患者が他の人への感染源となるわけではありません。結核感染は、痰の中に結核菌が混ざる状態になった(排菌している)場合に、うつす可能性があります。
 また、結核が「発病」して「排菌」している場合は、入院になります。 「発病」しても「排菌」していない場合は、通院治療できます。


感染と発病は違います

結核菌が吸い込まれても、すぐに結核になるとは言えません。通常は免疫力によって結核菌の増殖を抑え込みます。こうして菌が体内に潜伏し、封じ込められたまま活動していない状態のことを「感染」といいます。 「感染した」だけの状態なら、周囲の人にうつす(感染させる)心配はありません。
 抑え込まれた結核菌はそのまま殺されたというわけではなく、冬眠状態に入り免疫力が下がることがあればいつでも増殖します。数年~数十年経ってから発病することもあります。
 「発病」とは感染した後、結核菌が活動を始め、菌が増殖して体の組織を冒してゆくことです。

 大量の菌を吸い込んだ時や感染した人の抵抗力が弱いときには、感染してから早い時期(6か月~2年)に発病することもあります。

結核の治療

結核は抗結核薬という結核の薬を複数使って治療します。初めて治療を受ける方なら、3~4種類の薬で6~9か月間治療します。(糖尿病などの合併症や再治療の場合は治療期間が長くなることがあります。)

薬を飲み始めてしばらくすると、咳や微熱などの症状は治まります。ここで、勝手に薬をやめたり薬を飲み忘れたりした場合、再発したり、薬が効かなくなる結核菌(耐性菌)を作ることがあります。

また服薬終了後は一定期間、経過観察が必要です。結核はきちんと治療しても、まれに再発することがあります。再発の場合、治療終了後1年以内に起こることが多いと言われていますので、体調が良くてもきちんと受診しましょう。

正しい服薬を続けよう ーDOTSで服薬を応援しますー

結核を完全に治すには、薬を毎日、正しく、確実に飲み続けることが必要です。このため、結核の薬を飲むときは、医療従事者が直接確認する方法が推奨されています。

病院では看護師が、自宅では保健所の保健師が服薬をサポートします。DOTSとは治療が終わるまでお薬を飲み続けられるよう、患者さんを応援するシステムです。

健診について

結核患者さんの病状によっては周りの方に健診を行い、健康状態の確認をする必要があり、その場合、保健所から連絡します。

結核菌はゆっくり分裂するといった特徴から、感染をしてもインフルエンザや風邪のようにすぐには症状が出ませんし、検査をしてもすぐに結果が現れません。早い人でも2か月くらい経ってから肺に影ができたり、ツベルクリン反応検査やIGRA検査での反応がでてきたりします。慌てず健診の時期をお待ちください。

患者さんの病状や健診を受ける方の年齢などでも、健診の時期や内容が異なりますので、詳しくは保健所にお尋ねください。

  ※患者の病状によっては保健所での健診が不要の場合もあります。

結核の公費負担制度

結核の治療費を一部公費で負担しています。詳しくは保健所へお問い合わせください。

保健所は結核相談の窓口です

保健所は結核の治療やご家族の健康に関して相談をお受けするところです。結核と診断した医師は、直ちに保健所に届け出ることが決められています。その届け出を基に保健所の保健師が患者さんやご家族を訪ねてご相談をお受けしますので、結核に関する相談窓口としてご利用ください。

 

◆結核情報のリンク先

  結核とは?(公益財団法人 結核予防会 結核研究所ホームページ)

  結核に関する各種様式(医療機関向け) ※北見保健所のホームページ

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