治水課のページ

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治水関係事業について

  網走建設管理部では、近年全国的に多発している集中豪雨や台風による水害、土砂災害等の自然災害に対応する安全性の高い保全施設整備を、安心できる国土の形成(安全)、自然環境と調和した生きている川づくり(うるおい)、個性あふれる地域づくりと連携強化の支援(活力)、人と水のかかわりの再構築(ふれあい)の4本柱に基づき進めております。

■河川事業

   河川事業では、近年の大雨による多大な洪水被害に対処するため、平成28年度の大雨出水で被害の大きかった無加川(北見市)や斜里川(斜里町)、佐呂間別川(佐呂間町)などの河川について、水辺や周辺の環境に配慮しながら改修整備を進め、洪水被害の解消に努めております。

 北海道の社会資本総合整備計画(河川事業関係)はこちら(北海道建設部河川砂防課)

網走建設管理部_治水事業の取組状況(大規模減災対策協議会資料_抜粋) (PDF 1.78MB)

■砂防関係事業

   砂防関係事業では、土石流などの土砂災害を防止するため、右の沢川(網走市)や支湧別川(遠軽町)などで自然環境や景観に配慮しながら施設整備を進めるとともに、土砂災害警戒区域の指定を行いソフト対策を進めております。

 北海道の社会資本総合整備計画(砂防関係事業)はこちら(北海道建設部河川砂防課)

 

■漁港関係事業

  漁港関係事業では、漁港漁場整備長期計画第4次(H29~R3)に基づき物流効率化やHACCPなどの品質・衛生管理にも対応する漁港施設の整備を、沙留漁港(興部町)や沢木漁港(雄武町)などで衛生管理型への対応を行いながら進めております。

 ・事業一覧     ・位置図

 

河川整備基本方針・河川整備計画について

【河川整備基本方針】

   河川管理者が全国的なバランスを確保しつつ、水系全体を見渡して河川整備の基本方針として、基本高水、計画高水流量配分等を定めるものです。

【河川整備計画】

   河川の整備が河川整備基本方針に沿って計画的に行われることとなる河川の区間について、地方公共団体や地域住民の意見を反映し、概ね20~30年の間に実施する河川工事、河川の維持の両面に渡り河川整備の全体像を定めるものです。

■オホーツク総合振興局管内河川整備基本方針・河川整備計画の策定状況についてはこちら

 

 

水防災意識社会 再構築ビジョン(減災対策協議会)について

 

 平成27年9月の関東・東北豪雨では、流下能力を上回る洪水により利根川水系鬼怒川の堤防が決壊し、氾濫流による家屋の倒壊・流出や広範囲かつ長時間の浸水が発生しました。

 これを踏まえ、国土交通省では、社会全体で大規模な氾濫の発生に備える「水防災意識社会 再構築ビジョン」に取り組むこととし、平成28年度に国の直轄河川において、減災対策協議会を設置し「水防災意識社会」の再構築に取り組んでいます。

 平成28年8月の一連の台風などによる豪雨災害により、中小河川においても氾濫が発生し、甚大な被害が発生しました。この災害を受けて北海道が管理する中小河川においても「水防災意識社会」の再構築に向けた取り組みを実施することとなりました。

 オホーツク総合振興局では、水防災意識社会再構築ビジョンの取り組みとして国の取り組みとは別に、3地区(オホーツク西部・佐呂間別川水系・オホーツク東部)に減災対策協議会を設置しています。

■オホーツク総合振興局管内減災対策協議会の開催状況についてはこちら

 

 

流域治水協議会(流域治水プロジェクト)について

 

 令和元年東日本台風をはじめ、平成30年7月豪雨や平成29年九州北部豪雨等、近年激甚な水害が頻発しております。また、今後気候変動による降雨量の増大や水害の激甚化・頻発化が予測されており、これらの水災害リスクの増大に備えるため、河川・下水道等の管理者が主体となって行う治水対策に加え、氾濫域も含めて一つの流域として捉え、河川流域全体のあらゆる関係者が協働し、流域全体で水害を軽減させる治水対策、「流域治水」への転換を進めることが必要とされております。

 国土交通省では、各一級水系において、河川管理者、下水道管理者、都道府県、市町村等からなる協議会を設置し、流域全体で緊急的に実施すべき治水対策の全体像を「流域治水プロジェクト」として策定・公表し、流域治水を計画的に推進する取り組みを進めています。

 オホーツク振興局においても、今後、管内の二級河川において一級河川と同様に取り組みを進めてまいります。

■オホーツク振興局管内流域治水協議会についてはこちら

 

二級水系既存ダムの洪水調整機能強化に向けた協議の場について

  令和元年台風第19号の水害による甚大な被害を受け、内閣官房に「既存ダムの洪水調節機能強化に向けた検討会議」が設置されました。この会議は、近年の水害の激甚化等を踏まえ、ダムによる洪水調節機能の早期強化にむけ、関係行政機関の緊密な連携のもと、総合的な検討を行うために開催されています。

   この会議で定められた基本方針に基づき、オホーツク総合振興局管内にある二級水系のダムにおいて、河川管理者、ダム管理者及び関係利水者との間で、既存ダムの洪水調節機能の強化を図るために必要な協議の場を設けることとなりました。

■二級水系既存ダムの洪水調節機能強化に向けた協議の場の開催状況についてはこちら

 

網走川河道計画現地検討会・藻琴川河川改修工事技術検討会について

 網走川と藻琴川では、河川改修を実施するにあたって、有識者である専門家の方々から意見をいただくために検討を開催しながら、事業を進めております。

■網走川河道計画現地検討会の開催状況についてはこちら

■藻琴川河川改修工事技術検討会の開催状況についてはこちら

 

 

土砂災害危険区域について

  土砂災害(土石流、急傾斜地の崩壊、地すべり)から国民の生命及び身体を守るため、土砂災害のおそれのある区域について、危険の周知、警戒避難体制の整備、一定の開発行為の制限による住宅等の新規立地の抑制、危険区域内の住宅の移転促進等のソフト対策を推進しております。オホーツク管内には約1,100箇所の土砂災害危険区域があります。

土砂災害情報及び土砂災害危険区域情報についてはこちら

土砂災害警戒区域等の指定状況はこちら

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