家畜排せつ物の適正管理に向けた取組強化期間の設定について

概要

これから土壌凍結や積雪時期を迎えるまでは、冬期間における適正な管理及び周辺環境や翌春を見据えた利活用など家畜排せつ物の管理等に当たって、特に重要な時期であることから「家畜排せつ物の適正管理に向けた取組強化期間」とします。

取組期間

令和5年(2023年)10月10日~11月10日

重点事項(ほ場における野積み解消に向けた取組の徹底について)

冬期間に渡って野積みが解消されない場合、来春の融雪期において、融雪水とともに家畜排せつ物の成分が流出するおそれが極めて高く、環境汚染が懸念されることから、施設における適正管理とあわせ、土壌凍結や積雪時期を迎えるまでに、野積み等が解消されるよう、次の考え方を参考に指導の徹底を図る。
(1) 家畜排せつ物を草地に表面施用する場合、土壌凍結・積雪時期を避けるため、10月末をめどに作業を終了するように努める。
(2) 堆肥をすき込む場合、地温が十分に低下した10月中旬以降に実施し、施用後ただちに土壌と混和する。
(3) 裸地状態で越冬する農地に、スラリーや尿など液状の家畜排せつ物を秋に施用しない。
(4) ほ場散布のため、家畜排せつ物を堆肥舎などの管理施設からほ場へ移動させる場合、移動後は速やかに利用を図り、野積みを発生させない。
(家畜ふん尿の処理・利用の手引き2004 北海道立農業・畜産試験場 56ページ等参照)

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