どじょうをどうしよう(排水路工事の説明)

 

 

どじょうをどうしよう(排水路工事の説明)


 

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  排水路工事の説明

 

 

 

 


 

 

 写真にある排水路整備の特徴は、そこに住んでいる魚たちが工事後にも棲めるように、水路ができるだけ工事前の環境に近くなるように作り変えることを考えて計画されました。

 

 

 

整備をしないと下の写真にあるように排水路は、側面が崩れて埋まってしまい、水の流れが悪くなります。絶えず崩れ落ちた土砂をあげていなければ排水路は、働きを十分に発揮できません。また土砂がたまると暗渠排水の水も排水路に流れなくなり、農作物の生育や品質等に悪影響を与えることとなるので、排水路整備は大変重要なものとなります。

 

 では、排水路を整備するとどうなるのかといいますと、

右側の写真にあるように工事が終わります。排水路の工事はたいてい水路の底の高さを今と同じか少し低くします。水の流れ方は、今回の工事の場合は排水路の側面をコンクリートの板で覆うため、草が生えているときよりも流れやすくなり、工事前に比べ小さい断面で同じ量の水を流すことが出来るようになります。

  工事後の排水路の斜面(法面(のりめん)といいます)は、土がむき出しになっているところがありますが、この法面は土の状態を見て工事後に草が生えるように考えます。

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  以上が排水路工事の説明ですが、言葉が足らずに解りにくいところがあるかも知れません。今後少しずつわかりやすくなるよう工夫をしていきたいと思っています。   

 

 

 

 

 

 

 この排水路整備の特徴については上の囲みに書きましたが、具体的にはどうするのかといいますと下の絵にあるように、三つの工夫をしています。これは今の排水路に棲んでいる魚の種類によって考えられた方法ですので棲んでいる魚が変わるとやり方も変わります。

 

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