■ 工事種類の紹介 【暗渠排水】
【深さ】
暗渠排水の深さは、地域の特性や、土質条件、ほ場の利用形態(汎用田や畑地、草地などの区分)
などを考慮して決定しています。
基準となる最小掘削深は
(水田) 50cm
(汎用田、畑地、草地) 60cm
となっています。
この最小掘削深に 土層改良深や土壌流亡、地表沈下、心土破砕の有無などに対応できる様に、
余裕を考慮して深さを決定しています。
【表土埋戻しの厚さ】
表土埋戻しの厚さは、ほ場の利用形態(汎用田や畑地、草地などの区分)や作付作物の種類など
を考慮して決定しています。
汎用田の表土埋戻し厚さは、落水時の排水機能の確保や汎用耕地化を図るため、地表から25cm
までを標準としています。
畑地や草地の表土埋めし厚さは、耕盤層や耕起深などを考慮して、地表から40cmまでを標準とし
ています。
【参考図1】
オホーツク総合振興局 東部耕地出張所管内の畑地で多く採用されている施工例を示します。
※ 地域の特性や、土質条件、ほ場の利用形態により、この標準図と異なる断面となる場合があり
ます。
【参考図2】
オホーツク総合振興局 東部耕地出張所管内において、ほ場近隣でホタテ貝殻が容易に確保できる地域の畑地で多く採用されている施工例を示します。
※ 地域の特性や、土質条件、ほ場の利用形態により、この標準図と異なる断面となる場合があり
ます。
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