肝炎ウイルス検査
肝炎ウイルス検査が無料で受けられます。
肝臓は、「沈黙の臓器」と呼ばれるように、病気が進行して重くなるまで自覚症状が現れないケースが多くあります。
これは、肝臓の特性である予備能力が高いことが原因とされています。
道立保健所では、平成13年9月から、少量の採血により検査が可能な「B型」(HBs抗原検査)及び「C型」(HCV抗体検査)の肝炎ウイルス検査を有料で実施してきておりますが、感染者を早期発見し、早期治療につなげるために9月から、次に該当される方については、無料で肝炎ウイルス検査を実施することとしました。
◎輸血や臓器移植を受けたことがある方及びフィブリノゲン製剤(フィブリノゲン糊としての使用を含む。)、 輸入非加熱血液凝固因子製剤を投与された方 |
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◎薬物を濫用されていた方 | |
◎入れ墨、ボディピアスをしたことがある方 | |
◎肝炎ウイルス感染者と性的接触のあった方 | |
◎予防接種法に基づく定期の予防接種を集団接種された方 | |
◎その他感染の可能性が疑われる方 |
検査を受ける手順は、
《事前》
検査を受ける保健所へ電話により検査の日時等を確認する。
(検査の予約を行います - 日時・場所) 必ず事前予約が必要です。
《当日》
・ 検査の申込、検査の説明とカウンセリングを受ける。
・ 採血をする。
・ 結果の説明などを受ける。(採血から1時間程度)
※ 検査結果は、1時間程度でお知らせすることが可能ですが、「C型」(HCV抗体検査) において、陽性が疑わしい場合などは2次検査を行いますので、さらに2週間程度の日数 が必要となります。
B肝炎及びC型肝炎に関して、感染が疑われるようでしたら、最寄りの道立保健所で早期に検査を受けることをお勧めします。
○肝炎ウイルス検査リーフレット(PDF 242KB)