9月は「健康増進普及月間」と「食生活改善普及運動」!
毎年9月1日~9月30日の1ヶ月は、厚生労働省が定めた「健康増進普及月間」です。
生活習慣病は、日常生活の存り方と深く関連していることから、健康の保持・増進を図るためには、運動習慣の定着や食生活の改善といった健康的な生活習慣の確立が重要とされています。
健康増進普及月間は、「#みんなで健康寿命をのばそう!」をスローガンに、生活習慣病の特性や、運動・食事・禁煙など「個人の生活習慣の改善の重要性」について理解を深め、さらにその健康づくりの実践を促進することを目的に、食生活改善普及運動と連携して、種々の行事等を全国的に実施されています。
適切な運動や食生活などを通じて健康寿命*を伸ばし、元気に楽しみながら健康な毎日を送ることを目指しましょう。
*「健康寿命」とは、人の寿命における“健康上の問題で日常生活が制御されることなく生活できる期間”を意味します。
統一標語
1に運動 2に食事 しっかり禁煙 良い睡眠 ~健康寿命の延伸~
食生活改善普及運動について
日本の健康増進計画である健康日本21(第三次)は、健康寿命の延伸及び健康格差の縮小の実現を目指し、個人の行動と健康状態の改善及び社会環境の質の向上を図ることとし、とりわけ栄養・食生活の改善は、生活習慣病(NCDs)の予防のほか、生活機能の維持・向上の観点からも重要であり、適切な量と質の食事を摂取する観点で、「バランスの良い食事を摂っている者の増加」、「野菜摂取量の増加」、「果物摂取量の改善」、「食塩摂取量の減少」等を、栄養・食生活領域の目標として掲げ、適切な栄養・食生活やそのための食事を支える食環境の改善に資する取組を進めることとしております。
こうしたことから、厚生労働省では、自治体のみならず、企業や民間団体等の多様な主体と連携し、食生活改善の取組をより一層強化するため、毎年9月1日から30 日までの1か月間を「食生活改善普及運動」と定め、「食事をおいしく、バランスよく」を令和6年度の基本テーマとして、全国的に本運動を展開されています。
道民の1日当たりの習慣的な食塩・野菜・果物摂取量について
令和4年度健康づくり道民調査(BDHQ:簡易型自記式食事歴法質問票)によると、食塩摂取量では12.7g/日、野菜摂取量では264g/日、果物摂取量では129g/日となっております。
※北海道健康増進計画「すこやか北海道21」(令和6年度~令和17年度)では、食塩摂取量では7.0g以下/日、野菜摂取量では350g以上/日、果物摂取量では200g/日を目標としております。
【食事をおいしく、バランスよく】
・野菜を普段の食事にプラス1皿(70g)を意識した「主食・主菜・副菜」
・栄養成分表示をみて「かしこく減塩」
・毎日のくらしに「牛乳・乳製品」「果物」 等
普段の食生活を振り返り、少しずつ意識して過ごしてみませんか?
▼図1:スマート・ライフ・プロジェクト(厚生労働省健康づくりサポートネット)【リーフレット】まずはここからはじめよう食事をおいしくバランスよく
▼図2:スマート・ライフ・プロジェクト(厚生労働省健康づくりサポートネット)【リーフレット 補足編】 まずはここからはじめよう食事をおいしくバランスよく