外国人技能実習生を受け入れる企業や監理団体の皆様へ
外国生まれの結核患者の増加
近年は外国出生者の結核患者が増えています。
結核は感染症であり個人の問題ではなく社会の問題として寄り添ったサポートが必要です。
結核と診断されても患者さんに感染性がなければ人にうつす心配はありません。
また、 部屋の消毒も必要ありません。きちんと治療を受けていれば働くことが可能です。
早期発見、早期受診
発見が遅れると感染拡大につながります。雇い入れ時の健康診断は早めに行いましょう。
定期的な健康診断も確実に実施しましょう。
薬の飲み忘れ・中断は危険
「毎日きちんと薬を飲み続ける」ことが大切です。
途中で薬をやめたり、飲まなかったりすると薬が効かなくなる場合があります(耐性菌の発生)。
受診の送迎や通訳、服薬のサポートをお願いします。
保健所は結核相談の窓口
保健所は結核に関しての相談を受けています。
ご不明な点、確認事項があれば随時相談ください。