国民健康保険の概要

国民健康保険制度は、昭和36年に達成された国民皆保険体制を支える大きな柱として、地域住民の医療の確保と健康の保持増進に重要な役割を果たしてきています。
しかし、近年の急速な高齢化の進展、医療の高度化などにより医療費が年々増加の一途を辿り、医療保険制度を取り巻く環境も大きく変化してきました。
特に、国民健康保険制度は、他の医療保険制度に加入しない高齢者や低所得者層を多く抱えるという構造的問題や、就業構造、経済状況の変化なども加わって、その事業運営は非常に厳しいものとなっています。
このような状況の中、国においては、将来にわたり持続可能な医療保険制度を構築するため、医療保険制度改革関連法案が平成27年5月に公布されたところです。
とりわけ、国民健康保険関連の改革では、平成30年度から都道府県が国民健康保険に係る財政運営の責任主体となり、市町村とともに国保の運営を行うことが示されました。
このように、国民健康保険を取り巻く環境は制度発足以来の大きな改革の時期にあります。

オホーツク管内国民健康保険事業の状況

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