減災対策協議会

１．水防災意識社会の再構築のために

　平成２７年９月の関東・東北豪雨では、流下能力を上回る洪水により利根川水系鬼怒川の堤防が決壊し、氾濫流による家屋の倒壊・流出や広範囲かつ長時間の浸水が発生しました。

　これを踏まえ、国土交通省では、社会全体で大規模な氾濫の発生に備える「水防災意識社会　再構築ビジョン」に取り組むこととし、平成２８年度に国の直轄河川において、減災対策協議会を設置し「水防災意識社会」の再構築に取り組んでいます。

　オホーツク圏では、国管理河川４水系における減災対策協議会が設置されました。（国による設置）

－国の減災対策協議会リンク－

　平成２８年８月の一連の台風などによる豪雨災害により、中小河川で氾濫が発生し、甚大な被害が発生しました。この災害を受けて北海道が管理する中小河川においても「水防災意識社会」の再構築に向けた取り組みを実施することとなりました。

　 網走建設管理部では水防災意識社会再構築ビジョンの取り組みとして、オホーツク東部、佐呂間別川水系、オホーツク西部の３地区に減災対策協議会を設置しています。（北海道による設置）

－減災対策協議会区域図－

２．河川減災対策協議会の取組事例

オホーツク総合振興局における河川減災対策協議会の取組事例を紹介します。

　オホーツク総合振興局における河川減災対策協議会の取組事例