災害から地域を守る


災害から地域を守る


興部・西興部・雄武地区の山地災害について

○ 山地災害について

 私たちが住む日本は、山の地形が急で複雑であり、雨が多いので、山くずれ、地すべり、土石流(山地災害)が起こりやすいところです。 毎年、全国では約2100件、北海道では約60件の山地災害が発生しています。
 山に囲まれた緑豊かな興部、西興部、雄武では、幸いにも近年、大きな山地災害は発生していません。 しかし、各地で局地的な集中豪雨(ゲリラ豪雨)が発生する傾向が高まっていると言われていますので油断は禁物です。

 

○ 興部・西興部・雄武の降水量

 近年、興部・西興部・雄武では、集中豪雨が増えているのか、気象庁の公表データを元にグラフにしてみました。グラフは各地点での日降水量ベスト5にランクした回数の変化を表したものです。

 1980年代に比べ、1990年以降が多くなっている傾向が見られます。

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日降水量(観測史上1~5位)発生年と回数

 注 気象庁では、興部、西興部において1976年から降水量の観測を始めています。雄武において1942年から降水量の観測を始めています。

 

○ 山地災害の危険信号

 山地災害が起こる前に、次の危険信号と思われる変化があることが多いので、注意してください。

  1. 山の斜面に亀裂が走った。
  2. 山の斜面から石が落ちてきた。
  3. わき水が止まった。
  4. わき水が急に増えた。
  5. 川がにごった
  6. 川の水位が下がった。
  7. 井戸水がにごった。
  8. 地鳴りがする。

 山地災害について詳しい情報は、

    北海道の山地災害危険地区(水産林務部治山課)のページに掲載しています。

 

 

災害から地域を守る

○山腹崩壊の復旧や保護

森林は、私たちにとってかけがえのないものですが、
大雨で山が崩れてしまうと、土砂が近くにある道を塞いでしまったり、
川を埋めたり、海にまで押し出したりします。
また、林道が崩れてしまうと、森の手入れができなくなります。
そんなことにならないように、私たちはいつも山を見守り、手入れをしています。

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山の斜面などが、大雨で思わぬところが崩れ落ちたりすると、
周辺の人家やその財産(田畑など)などに被害を与える恐れがあり、
それを未然に防ぐために、崩壊の防止や復旧の工事をしています。(写真:西興部村)


○道路(林道)の維持

道路(林道など)は、台風などの大雨で壊れることがありますが、
森林を整備をするうえでどうしても必要なので、直して車が走行できるようにしています。(写真:雄武町)

大雨により被災した林道の状況
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復旧後
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○環境に優しい山づくりにも取り組んでいます。

木材(間伐材)を利用し、環境に優しい工法で、山腹や山裾の崩れを防止しています。(写真:西興部村)

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近年、興部川、藻興部川(保護河川)の上流に、
魚が行き来できるようダムに魚道を設置しています。 (写真:西興部村)

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