○混播組み合わせの目的
混播は、次の5つの目的から組み合わせを検討します。
1 上繁草、下繁草の組み合わせにより、生産量の増大を図る。
2 耐寒性、耐暑性、耐病性の異なる草種を組み合わせることにより、環境適応性を
高める。
3 生育特性や維持年限の異なる草種を組み合わせ、初期生育を確保すると共に利用
年限の延長を図る。
4 消化しやすい繊維質が多いイネ科牧草とたんぱく質やミネラル含量の高いマメ科
牧草との組み合わせにより、飼料としての栄養バランスを改善する。
5 乾草やグラスサイレージに調製するのにやや難のあるマメ科牧草も、イネ科牧草
と混合されることにより、良質の粗飼料として調製することができるようになる。
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