令和5年6月6日、美幌みらい農業センターにて農村ゼミナール(第4回)を開催し、若手農業者、新規参入予定者、農協職員、美幌町役場などから20名が出席しました。
今回の農村ゼミナールでは、まず「スマート農業を学ぶ」とし、講師の美幌町農業ICT推進協議会の平岡敏幸会長(北海道指導農業士)から、美幌町におけるスマート農業の取組や、導入に向けて必要な意識について学びました。つぎに、「土壌の奥深さを学ぶ」では、ほ場内に2カ所穴を掘り、土の色や硬さ、土質などを実際に調査しながら学びました。
参加者からは、「農業者が農業者に教えるICT協議会の取組は参考になった」「温度センサーを自作してみたいので、教えて欲しい」「あまり距離が離れていなくても、下層土は異なることが分かった。土壌硬度計を使って、自家のほ場も調査したい」などの意見が出されました。
農村ゼミナールはJAや農業士などの支援を頂きながら、令和5年12月までに残り5回開催予定です。今後も普及センター美幌支所は継続して、地域を担う若手農業者を支援していきます。
最初に、スマート農業の基礎知識を学びました
平岡指導農業士から、自作したスマート農業機器など教えていただきました
穴を掘り、土を触り、土の硬さなどを調査しました