令和5年8月18日、津別町恩根地区で懇談会を開催し、農業者、JAつべつ、津別町役場などから19名の出席がありました。
懇談会では、まず、昨年からなたねを試験栽培しているほ場にて、なたね収穫後の根張りを確認しました。つぎに、集会場「寿の家」に移動し、今年、初めて収穫した生産物を見ながら、本格栽培に向けた意見交換を行いました。さらに、本年の試験栽培から分かったことや、道内の先進地視察などから得られた情報をもとに、恩根地区での今後の進め方や栽培法について検討しました。
農業者からは、「なたねの根張りの良さが分かった。秋まき小麦より根が多い」「1年間の活動で、恩根地区でなたねが栽培できることが分かった。機械を使った実規模で栽培してみよう」「なたねのは種量はかなり少量なので、は種機の調整は難しそう」など、本格栽培に向け多くの意見が出されました。
恩根地区では、本年秋からなたね栽培を本格的にスタートします。初めての実規模栽培であり試行錯誤の連続ですが、普及センターは農業者、関係機関と連携しながら、恩根地区の取組を支援していきます。
下層土までびっちり入るなたねの根を確認
なたねの本格栽培に向けた意見交換を実施
試験栽培したなたねは関係機関と連携して脱穀