令和5年11月24日、JAめまんべつ青年部を対象とした豆類に関する勉強会が行われ、JAめまんべつ、オホーツクビーンズファクトリー、普及センター美幌支所が連携して支援を行いました。
勉強会はオホーツクビーンズファクトリーを会場に43名が出席し、今年問題となった病害虫や生理障害への対策、普及が期待される新品種など、事前に青年部員から出された質問に回答する形式で進行しました。また、今年は赤系金時の着色不良が多かったことから、普及センター美幌支所で作成した「赤系金時の成熟期予測システム」を活用し、今後の対策について説明しました。
参加者からは、「今年は今まで発生したことのない害虫が多かった。防除対策を教えて欲しい」「赤系金時は成熟期前の気温によって、着色の良否が変わることが分かった」「今年の小豆は葉が落ちず、収穫作業に時間がかかった。葉落ちが悪かった原因は?」など、予定時間を超過するほど多くの質問が出されました。
大空町女満別地域の豆類は、オホーツク管内の中でも作付面積が多く、輪作上、重要な位置づけとなっています。普及センター美幌支所は今後も農業者、関係機関と連携しながら、豆類の良品質安定生産に向け支援していきます。
赤系金時の着色不良対策について説明する藤江普及職員
関係機関で手分けしながら、質問に対応しました