てんさいは、土づくりに欠かせない作物なんです!(美幌支所)

令和5年12月20日、日本甜菜製糖(株)津別原料事務所、JAつべつ、普及センターで連携した「てんさい作付面積維持に向けた説明会」を開催し、農業者など31名の参加がありました。

令和5年産のてんさいは、夏場の猛暑や褐斑病の多発の影響で低糖分となり、今後、農業者の作付意欲の低下が懸念されています。説明会では、津別原料事務所の阿部所長から、てんさいの情勢や新品種の紹介、防除対策について説明がありました。つぎに、普及センターの荒木地域係長から、てんさいの土づくり効果や肥料費削減のポイントと、てんさいは魅力溢れる作物であることを説明しました。

褐斑病に強い品種や省力化可能な新品種の紹介では、参加者からは「省力化可能な品種を作付けしてみたい。除草剤の散布時期や組み合わせ方法について教えて欲しい」などの意見がありました。また、てんさいを活用した土づくり効果では、「てんさいの作付後の耕起方法について教えて欲しい」などの質問が出され、活気ある説明会となりました。

てんさいは農家経営にとって重要な作物であるとともに、高い土づくり効果もあります。また、てんさいの関連産業など地域経済にとっても欠かせない作物です。普及センターは農業者、関係機関と連携しながら、引き続きてんさいの安定生産に向け支援していきます。

てんさいの魅力を説明する荒木地域係長

てんさいの魅力を説明する荒木地域係長

会場から、熱心な意見が出されました

会場から、熱心な意見が出されました

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