令和5年11月28日、日本甜菜製糖(株)美幌製糖所、普及センター美幌支所にて農村ゼミナール(第7回)を開催し、若手農業者、新規参入予定者、農協職員、美幌町役場職員など8名が出席しました。
今回のゼミナールでは、まず「てんさいの製糖工程を学ぶ」とし、日本甜菜製糖(株)美幌製糖所の小野所長から、てんさいの受入から砂糖になるまでの工程について学びました。つぎに、「たまねぎの生育・作業を学ぶ」では、普及センター中野専門普及指導員が講師となり、生育特性や病害虫及び作業工程等について学びました。グループワークでは、たまねぎの生育・作業カレンダーを完成させました。
参加者からは、「てんさいの製糖工程を見る機会がなかなかないため、とても勉強になった」「工場の中はとても暑かった。自分達が作ったてんさいを加工してくれる職員には感謝」「苗半作の意味を知り、育苗の大切さを学んだ」「たまねぎは他作物と比べて、農薬散布が多いことを初めて知った」などの意見が出されました。
令和5年度の農村ゼミナールは残り1回開催予定です。今後も普及センター美幌支所は継続して、若手農業者を支援していきます。
小野所長より、てんさいの製糖工程について学びました
てんさいの受入場を案内していただきました
中野専普より、たまねぎの特性や病害虫防除について講話がありました
意見を出し合いながら、生育・作業カレンダーを完成させました