令和6年2月5日、普及センター美幌支所主催（三町農業推進協議会、美幌地区農業士会後援）の試験成績報告会を開催し、農業者、関係機関など95名の参加がありました。
試験成績報告会では、令和5年度に普及センター美幌支所で実施した18課題のうち、てんさいの肥料費高騰対策やたまねぎほ場における緑肥導入に関する試験など7課題を報告しました。また、地域のトピックスとして、[新規作物導入の可能性」と「水稲の胴割粒対策事例」の2課題も報告しました。
農業者から「てんさいにおけるリン酸減肥について、もっと詳しく教えて欲しい」「なたねの野良生え対策や、は種技術について教えて欲しい」などの質問が出され、参加者間で情報交換する場面も見られました。また、「みどりの食料システム戦略に対応していくため、バイオスティミュラント資材など、普及センターでも取り組んで欲しい」などの要望も出されました。
今回、初めて試験成績報告会を企画しましたが、会場が満員となるほどの参加者が集まり、熱気溢れる報告会となりました。参加者からいただいた声を活かしながら、普及センター美幌支所は、今後も地域農業の課題解決に向け、農業者、関係機関とともに活動していきます。
会場が満員となるほどの参加者が集まりました
赤系金時の栽培試験について報告した藤江普及職員
説明を熱心に聞く参加者
