管外視察に行ってきました ~第9回農村ゼミナールの開催~(網走本所)

 令和4年6月27日~28日に、第9回農村ゼミナールとして管外視察を開催しました。今回は受講生4名が参加し、十勝・上川方面を視察しました。

 1日目、本別町の北海道立農業大学校では、農業者が参加できる一般研修や、ICT技術を用いた栽培管理等を施設見学により学びました。北海道農業研究センター芽室研究拠点では、ばれいしょ等の品種育成や雪踏み(※)等の生産技術について、ほ場を回りながら学びました。2日目、美瑛町の農業青年組織である「大雪山麓倶楽部」の視察では尾形会長に対応頂き、経営概要や、プロジェクト活動として行っている春まき小麦の施肥量・は種量試験について研修させていただきました。

 受講生からは、「農業大学校での、最新技術を利用した栽培管理がとても興味深かった」、「奥の深いプロジェクト活動をしていて参考になった」等、視察先で多くのことを学べたとの感想が寄せられました。

 次回は、11月上旬に開催する予定です。今後も普及センターは、若手農業者のスキル向上に向け、支援活動を継続していきます。

(※)雪踏み:雪踏みローラーで雪が積もった畑を走行して雪を踏み、土壌凍結を促進する技術。耕起作業などの効率化と畑の透水性向上が見込める

ICT技術を用いたハウスでの栽培管理について説明を受ける様子

ICT技術を用いたハウスでの栽培管理法について説明を受ける様子(本別町)

尾形氏の春まき小麦ほ場で試験の説明を聞く受講生たち

尾形会長の春まき小麦ほ場で試験の説明を聞く受講生たち(美瑛町)

カテゴリー

網走農業改良普及センターのカテゴリ

お問い合わせ

オホーツク総合振興局網走農業改良普及センター

〒090-0008北見市大正320番地8北見合同庁舎内

電話:
0157-36-1421
Fax:
0157-36-0016
cc-by

page top