斜里郡3町コムギ縞萎縮病情報交換会を開催しました（清里支所）
令和4年11月8日、普及センターでは地域での広がりが問題となっているコムギ縞萎縮病について、現状や対策などを地域全体で考える場として情報交換会を開催しました。
斜里郡3町（斜里町、清里町、小清水町）のJA担当者やホクレン、北見農業試験場などの関係機関と普及センターの職員合わせて20名が参加しました。
はじめに、ホクレン農業総合研究所営農支援センターの吉田主査より「コムギ縞萎縮病の発生生態および農総研での試験研究結果」について、北見農業試験場の大西主査より「コムギ縞萎縮病抵抗性品種の特性と育種概要」についての講演をいただきました。その後、JA職員・普及センター地区担当者から各町の状況や取組み、調査・試験内容の報告が行われました。
発表ごとの質疑応答だけでなく、休憩時間にも活発な意見交換がなされ、参加者の「コムギ縞萎縮病の問題を解決したい」という熱意が伝わってくる情報交換会となりました。
今後も普及センターは、小麦の安定生産に向けて地域の皆さんと一緒に考え続けていきます。
情報交換会の様子
