令和4年の作柄と技術的対策は?~JAしれとこ斜里営農技術懇談会が開催されました~(清里支所)

令和4年の作柄と技術的対策は?~JAしれとこ斜里営農技術懇談会が開催されました~(清里支所)

令和5年2月13,15,16,21日にJAしれとこ斜里が主催する農業者を対象とした営農技術懇談会がJA、ホクレン原料所、普及センター協力のもと各地区で開催されました。

秋まき小麦については、普及センターから「秋まき小麦『きたほなみ』の安定栽培に向けて」と題し、令和4年産の気象経過や作柄について説明した後、発生の多かった雪腐病、赤かび病、遅れ穂などの発生要因や対策、コムギ縞萎縮病の技術的対策、令和5年産「きたほなみ」の越冬前生育と融雪後の管理を説明しました。
ばれいしょについては普及センターから令和4年度の作柄、でん粉原料用ばれいしょ品種「コナヒメ」の早期枯凋と対策について説明し、JAからは早枯れ対策の技術提案、新品種の栽培試験、施肥試験、地域の優良事例や斜里町の土壌分析値の傾向などについて説明がありました。
てん菜についてはホクレン中斜里製糖工場斜里原料所より、令和4年産の作柄及び生産実績、肥料高騰対策、新規薬剤や防除体系について説明がありました。

懇談会では、多数の意見が交わされ、「赤かび病の新規薬剤の効果は?」「ばれいしょ培土と施肥の影響を検証してほしい」「土壌分析結果や個別の事情に応じた施肥銘柄の提案をしてほしい」などの質問や意見が聞かれました。今回の技術懇談会は全10会場で118名の出席があり、地域における技術検討の場になりました。

普及センターはこれからも農業者の力になれるよう努めていきます。

秋まき小麦の技術的対策について説明

秋まき小麦の技術的対策について説明

資料を片手に熱心に話を聞く農業者

資料を片手に熱心に話を聞く農業者

ばれいしょの作柄について説明

ばれいしょの作柄について説明

会場からは多くの質問や意見が出ました

会場からは多くの質問や意見が出ました

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オホーツク総合振興局産業振興部網走農業改良普及センター清里支所

〒099-4405斜里郡清里町羽衣町39番地

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0152-25-2124
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