そうか病勉強会の開催~重点地域の種子用ばれいしょ安定生産に向けて~(清里支所)
普及センター清里支所第一係の重点地域である清里町清泉地区では、種子用ばれいしょの品質向上のため「そうか病」を考慮した栽培管理を行っています。将来にわたり持続的に種子用ばれいしょを栽培するために、地域からはそうか病の発生要因の解明や対策などが求められています。
今回は、重点地域の問題解決に向けた情報収集と、普及センター職員の知識向上のため、令和5年3月6日に東京農業大学の吉田穂積教授を講師にそうか病勉強会を開催しました。
勉強会では、吉田教授からそうか病の発生メカニズムやそうか病抑制対策についての講義を行って頂きました。参加した職員からは、「カルシウム資材でそうか病を抑制できるのか」「腐植とそうか病との関連性は」などの質問が挙がり、次年度の活動に繋がる意見交換の場となりました。講義で紹介された試験事例を参考に、令和5年度の実証ほ試験を計画中です。
これからも普及センターは地域の課題解決に向けて活動を進めていきます。
そうか病についての知識習得