北見市柏木地区現地研修会を開催しました(網走本所)
令和5年7月19日、北見市柏木地区(重点地区)で、5名の農業者およびJAや北見市、北海道糖業(株)など関係機関出席のもと現地研修会を開催しました。
重点地区では、畑作物・園芸作物の安定生産を目的とした様々な試験に取り組んでいます。現地研修会では、「ばれいしょほ場の土壌pHに関する試験ほ場」や「麦稈すき込みによる土壌物理性改善確認試験ほ場」「小豆の肥料試験ほ場」を巡回し、生育状況を確認しました。
農業者からは「今の作物の生育はどうか」「どのように麦稈をすき込んでいるのか」といった質問があり、農業者同士で情報交換する場面なども見られました。試験への理解を深めてもらうとともに、農業者や関係機関の間で情報交換できる有意義な現地研修会となりました。
普及センターでは、今後も地域の安定生産に向けて輪作を視野に入れた土壌化学性や土壌物理性の改善を支援していきます。
麦稈のすき込み方法や後作てんさいの生育状況について説明しました。
小豆ほ場にて現在の生育状況について説明しました。