良い土とはどんな土？　～第1回農村ゼミナールの開催～（網走本所）

令和5年6月7日、網走農業改良普及センター主催の第1回農村ゼミナールを開催しました。農村ゼミナールは就農1~3年目の若手農業者を対象に、講義や実習を通じたスキル向上を目的として、2年間のカリキュラムで開催しています。募集の結果、受講希望者は28名になりました。

第1回のゼミナールは普及センターで開講式が行われ、JAきたみらい山原担い手グループマネージャーと、普及センター本所葛西次長より挨拶をいただきました。「農村ゼミナールは様々な地域の人が集まっている。学びの場としてだけではなく、交流の場としても活用してほしい」と出席した19名の受講生は激励を受けました。

今回の研修は「土壌の基礎と土壌断面調査の手法」からスタートし、JAきたみらい技術センターへ移動し、土壌断面調査のために自分たちで土を掘りました。午後は普及センターを会場とし、普及指導員より「土壌の基礎」の講義を行いました。土壌の性質や、良い土、悪い土の特徴とは何かについてを、座学だけでなく実際にサンプルにも触れながら学びました。受講生からは、「基礎知識を身に付けることができてとても有意義な時間だった」「同じほ場でも深さによって硬さや色、触った感じが違うことが分かった」といった感想が聞かれました。

次回は令和5年6月21日に開催を予定しています。今後も普及センターは、若手農業者のスキル向上に向けた活動を支援していきます。