令和5年7月5日、網走農業改良普及センターは第3回農村ゼミナールを開催し、受講生13名が参加しました。今回は「施肥設計」「てん菜・水稲の生理と栽培」について研修を行いました。
午前は肥料の種類や施肥の方法、土壌のpHなどから施肥量を算出する方法など、施肥設計の流れについて学びました。受講生からは「計算方法を具体的に知ることができて理解が深まった」「ムダのない施肥をすることが大切だと感じた」といった声があり、施肥設計について理解を深めるきっかけとなりました。
午後は普及指導員から座学で説明を行った後、高橋指導農業士(北見市相内)に協力をいただき、てん菜と水稲のほ場を視察しました。高橋指導農業士からは、品種や肥料の選定方法、防除管理について説明をいただき、受講生からは追肥や除草剤、機械類のことについて質問が挙がりました。「栽培していくうえで大切なことを知ることができた」「他の農家さんのほ場を見ることができ、参考になった」といった声が受講生から聞かれました。
次回は11月に第4回の開催を予定しています。今後も普及センターは、若手農業者のスキル向上に向けた活動を支援していきます。
普及指導員より施肥設計について講義
高橋指導農業士のてん菜ほ場を視察