網走農業改良普及センターでは令和5年度の調査研究活動として「ブロッコリーの良質苗生産に向けた栽培技術の検討」を行っています。活動の一環として、夏期の厳しい暑さの中でどのような育苗管理を行っているのかを、大空町女満別のブロッコリー農業者に聞き取り調査しました。
普及センターからは「暑い時期の育苗管理で特に注意している点は何か」を質問し、農業者からは「温度管理と水管理」との回答が最も多く挙がりました。具体的には、「ハウスの換気や苗を外に持ち出すことで高温対策を行う」「培土の乾燥具合をよく観察してかん水のタイミングを見極める」など、農業者毎に様々な管理方法を実践していることが分かりました。
普及センターは今後、今回の調査結果を基にブロッコリー育苗管理の要点をまとめます。そして、農業者へ情報提供を行い、ブロッコリー生産技術向上を支援していきます。
農業者から育苗管理のポイントを聞き取り