畜産GAP研修会～働きやすい農場づくりを考える～を開催しました(広域）
令和5年11月17日、遠紋地区酪農法人会とオホーツク地域GAP導入推進会議は共催で、畜産GAP研修会を開催しました。普及センターはオホーツク地域GAP導入推進会議の構成員として、関係機関とともに研修を企画・運営しました。
研修会では株式会社Kalm角山の川口谷仁代表取締役から「穏やかな未来のために～持続可能な農業の構築～」と題してGAPの取組と効果について講演をいただきました。また、普及センターから「働きやすい農場づくりのためのGAPについて」情報提供をしました。その後、遠紋地区酪農法人会が会員農場の従業員に実施した「作業労働にかかる調査結果」が報告され、川口谷代表も交えた中で出席者の意見交換を行いました。
出席者からは、「講演を受けて、GAPは牧場運営や労働環境向上のための手段である、という解釈に納得ができました」「日々の作業では客観的な基準が決まっていないため、働きやすい農場づくりのためにマニュアルや基準作りが大切だと思いました」等の感想が聞かれました。
普及センターでは、今後もGAPの普及と農場経営への支援を行っていきます。
遠紋地区酪農法人会の名雪会長より挨拶
講師はKalm角山の川口谷代表取締役
会場の他、サテライト会場とWEB参加で農業者と関係機関が研修
