北見市柏木地区冬期懇談会を開催しました(網走本所)
令和5年12月8日(金)、北見市柏木地区(重点地区)を対象とした冬期懇談会を開催しました。当日は農業者6名、JAと北見市、北海道糖業(株)など関係機関5名、普及センター職員6名が出席しました。
懇談会では、普及センターが地域の農業者と畑作物・園芸作物の安定生産を目的として取り組んだ「ばれいしょほ場における土壌pH改善試験」や「麦稈すき込みによる土壌物理性改善試験」「小豆の施肥・栽植密度試験」の結果を報告しました。また、JAが実施している試験について、情報提供をしていただきました。
農業者からは「麦稈すき込み時に機械トラブルはなかった?」「他地区での試験結果はどうだった?」と質問があがり、活発な意見交換が行われました。その中で「今後もばれいしょのそうか病発生状況の確認が必要」「豆類は倒伏すると収量・品質に影響があるから、倒さないようにしよう」など次年度の活動への共通認識を持つことができ、有意義な懇談会となりました。
土壌pHの改善により、ばれいしょの生育は旺盛になりました。
麦稈のすき込みにより、土壌物理性が改善しました。