オホーツク地区農作業安全・労務管理・応急救護研修会を開催しました(網走本所)

オホーツク地区農作業安全・労務管理・応急救護研修会を開催しました(網走本所)

令和5年11月29日、ホクレン訓子府実証農場を会場に、オホーツク地域GAP導入推進会議とオホーツク地区農作業安全推進本部が連携し研修会を開催しました。

はじめに社会保険労務士法人オホーツク労働事務所の多田代表を講師に、「安全な労働環境づくりのためのGAPと労務管理について」と題し、農業経営のために必要な労務管理の知識を研修しました。

応急救護は、北見地区消防組合消防署訓子府支署より、応急救護の必要性と救護方法を説明いただき、心臓マッサージとAED使用を3人の班に分かれ実習しました。

農作業安全では講演と実技体験を行いました。まず、農研機構の積グループ長より「農業経営を支える農作業事故対策の考え方」と題して講演いただき、農作業の事故は現場に危険がたくさんあることを示していること、いい仕事の一環として安全があることを学びました。実技研修は、農研機構と株式会社北海道クボタの協力をいただき、①VRゴーグルを用いた農作業事故体験(農研機構)、②自動操舵トラクタの安全確認とトラクタによる死角確認及び基本操作(北海道クボタ)、③トラクタによる転倒角度体験装置乗車(北海道クボタ)を、訓子府実証農場の機械も活用させていただきながら行いました。

参加者からは、「子どもへのAED使用方法は?」「現場で一人だったらどうしたらよいか?」などの応急救護への質問や、「作業事故防止のために直接的な注意喚起の大切さを感じた」「VRゴーグルを使った農作業事故体験はリアルだった」「トラクタの死角は思った以上に広かった」などの声が聞かれました。普及センターでは、関係機関と連携し、作業の効率化や農作業安全の推進に取り組んでいきます。

関係機関を代表し、訓子府実証農場武井場長に挨拶をいただきました

関係機関を代表し、訓子府実証農場武井場長に挨拶をいただきました

3人1組で心臓マッサージとAED使用を実習

3人1組で心臓マッサージとAED使用を実習

VRゴーグルでトラクタと刈払機の事故を体験

VRゴーグルでトラクタと刈払機の事故を体験

シートベルトを装着し、転倒角度体験装置で傾斜20度を体感

シートベルトを装着し、転倒角度体験装置で傾斜20度を体感

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