令和6年1月10日、普及センター地域第3係が重点地区懇談会を主催し、置戸町幸岡地区の農業者とJAきたみらい職員、置戸町役場の担当者が参加しました。
懇談会では、幸岡地区農業者と取り組んでいる粘質土壌の物理性改善を目的とした「全層心土破砕機」の施工試験の結果を共有しました。
施工区では慣行区と比較して土壌硬度が改善され、透排水性も良くなり、その結果、生育は良好で収量も増加しました。
農業者からは「施工区では、明らかに慣行区と比べて初期生育から見た目で優っていた。普及センターが根の状態を調査してくれたおかげで、根張りについても比較し確認できて良かった」「もっと作業スピードが上がれば汎用性もでるのでは」と活発な意見がでました。
また、あわせて令和5年産秋まき小麦の施肥管理と生育について報告を行いました。
普及センターでは、引き続き地域の課題解決に向けて取り組んでいきます。
熱心に報告を聞いている参加者
「全層心土破砕機」の特徴を解説