北見市青年農業クラブは、食育活動や視察研修、交流会開催などに取り組んでいる若手農業者の組織です。
令和6年5月31日に北見市青年農業クラブが主催する食育活動が、栗原学園の学生を対象に開催されました。クラブ員19名、栗原学園学生29名が参加し、前半は室内で授業、後半はほ場で実習を行いました。
授業は、農業クラブ代表とクラブ員が講師を担い、「農業クラブ」が若手農業者が運営する組織であることと前年の活動を紹介しました。また、おいしい野菜を作るためのキーワード(計画、土作り、植える、管理、収穫)を講義しました。
実習では、野菜の品目ごとにクラブ員2~3人と生徒5~6人でグループを作り、ミニトマト、パプリカをはじめとした9品目を植えました。作業中は、楽しそうな会話や明るい笑い声が聞こえ、終始和やかな雰囲気で進みました。クラブ員からは、「食や農業に興味関心を持ってもらい、将来幼児教育の現場での食育活動につなげてほしい」「もっと会話して、農業を伝えられるようになりたい」「教えることは難しいね」などの声が聞かれています。
今後、野菜の栽培管理は栗原学園の学生たちが行う予定です。
引き続き、普及センターでは北見市青年農業クラブの活動を支援していきます。
クラブ員が野菜の作り方を説明
クラブ員と栗原学園生徒が野菜を植え付け