遠湧地区指導農業士・農業士会総会、冬期研修会が開催されました
令和6年12月18日、遠軽町メトロプラザにて、遠湧地区指導農業士・農業士会の総会と冬期研修会が開催されました。
総会では役員改選により、会長を3期務めた多田指導農業士に代わり、岡村指導農業士が会長となりました。岡村新会長からは「気が引き締まる思い。多くの会員が参加できる会にしていきたい」との挨拶がありました。
冬期研修会では、講師に北海道大学農学部教授 東山寛 氏を迎え、「農村の将来像と担い手確保の課題」と題した講演が行われました。東山氏は「地域づくりは人、仕事、コミュニティの一体的な取組」とした上で、「遠湧地区は出生率が全国的に高く、新規参入者も多いことから、地域づくりができている」と話されました。今後の地域づくりに向けて「今できていることを整理し、残った課題の洗い出しをすることが大切」との助言がありました。出席者からは「地域にとって明るい話題も多く、希望がもてた」との感想が聞かれました。
講演後は、知事感謝状受贈者2名の紹介と全道指導農業士・農業士会研修会の報告が行われました。
受贈者のひとり、新国指導農業士からは「諸先輩からの支援や出会いがあり、地域に関わることができた。指導農業士、農業士の皆さんには地域のため、誰かのために尽力してほしい」との言葉がありました。
遠湧地区指導農業士・農業士会は新しい年度が始まりました。普及センターでは遠湧地区指導農業士・農業士会のより良い活動に向け、支援を継続していきます。
挨拶する岡村新会長(中央)と多田前会長(右)
東山先生による講演
研修会の様子
知事感謝状を受贈された新国指導農業士