令和6年11月7日、網走農業改良普及センターは第11回農村ゼミナールを開催し、受講生15名が参加しました。今回は「年間の農薬使用量試算」と「プロジェクト活動のまとめ」を行いました。
「年間の農薬使用量試算」では、普及指導員より試算方法を説明し、「畑作専業経営」、「畑作・園芸複合経営」の2種類の生産履歴をもとに、受講生が農薬使用量を算出する演習を行いました。
また本年は、受講生が作物栽培の改善に向けたプロジェクト活動に取り組み、試験ほの設置や調査活動を行いました。「プロジェクト活動のまとめ」では、普及指導員より発表資料の作成時のポイントについて説明し、受講生はデータのまとめや資料作成に取り組みました。
受講生からは「年間の農薬使用量は結構多い!」という驚きの声や、「調査データの評価方法を学べた!」との感想が聞かれました。次回は11月25日に第12回の開催を予定しています。
今後も普及センターは若手農業者のスキル向上に向け、活動を支援していきます。
生産履歴から農薬使用量を算出しました
試行錯誤しながらプロジェクト活動のまとめ資料の作成を進めました