有機農業ネットワークが夏期研修会を開催(広域)
令和7年7月29日に、普及センターと振興局が活動を支援する「オホーツク有機農業ネットワーク」が夏期研修会を津別町矢作農場にて開催し、農業者7名と栄養教諭4名と関係機関を含め計18名が参加しました。ネットワークでは、有機農業を知ってほしいと活動しており、「学校栄養教諭との交流に取り組んでみたい!」との声が聞かれ、この度、実施に至りました。
研修会は、はじめに普及センターから有機農業の概要を説明しました。その後、矢作農場から有機農産物の生産や有機農業への思いなどを紹介し、ほ場視察と交流会を行いました。
ほ場視察では、たまねぎ畑を前に栄養教諭から「どんな肥料を使っているのですか?」「有機栽培のほ場は、もっと草が残っているかと思っていました。何回も草取りをしているため他のほ場と差がないですね」などの質問や感想がありました。交流会では、会員からは「有機農業はおいしい野菜を作る一つの手段と考えている」等の思いを伝えました。栄養教諭からは、「頂いた知識を子どもたちに伝えていけたらと思う」という声を聞くことができました。
これからも普及センターは、振興局と連携して有機農業を地域ぐるみの取り組みへ発展させる活動を行う、オホーツク有機農業ネットワークを支援していきます。
有機栽培のほ場で栽培中のたまねぎを視察しました
有機農業の概要を普及センターより説明