令和7年度西紋地区新規就農者・参入者交流会が開催されました(紋別支所)
令和7年9月11日、西紋地区指導農業士・農業士会が主催する「西紋地区新規就農者・参入者交流会」が滝上町にて開催されました。出席者は新規就農者・参入者等16名、指導農業士・農業士、関係機関の17名と、あわせて33名でした。
この研修会は、西紋地区(紋別市・滝上町・興部町・雄武町・西興部村)の新規就農者・参入者、農業研修生、若手従業員等を対象とし、酪農技術や経営管理手法の習得、先輩農業者との交流を目的に毎年開催しています。
今回は、民間企業への就職を経て舟根牧場へUターン就農された舟根元気氏に牧場を案内いただき、就農に至る経緯や就農後の苦労、猛暑を乗り切る暑熱対策事例について学びました。特に暑熱対策については、今年度新たに導入したつなぎ牛舎のクーラー設備を紹介いただき、維持管理やコストなど、参加者から多くの質問が上がりました。
視察研修の後は、焼き台を囲んで交流会を行いました。市町村を越えた交流の機会となり、「他地域の農業者とつながりを作ることができた」「自身の目指す酪農経営について考える良い機会となった」などの感想をいただきました。「来年の交流会も楽しみにしています」と来年度の開催に期待を寄せる声も聞かれています。
普及センターでは引き続き、地域に残る担い手の育成を支援していきます。
今年度導入したクーラー設備について舟根氏より説明
参加者で焼き台を囲んで交流