令和7年11月11日、網走農業改良普及センター主催の「第4回農村ゼミナール」を開催し、受講生19名が参加しました。今回は「土壌診断・施肥設計」及び「土づくりの基礎」について講義と演習を行いました。
午前は土壌分析結果から分かる内容や診断表の見方を学び、受講生同士でそれぞれの土壌診断表を読み解きながら、ほ場の特徴や改善方法を話し合いました。その後、土壌分析結果から施肥量を算出する方法を、実際に計算しました。午後は「土づくりの基礎」として、堆肥や緑肥の種類と特徴や、効果的に利用するためのポイントを学びました。
受講生からは「土壌診断の重要性を学べた」「施肥の計算方法を、今回の講義で理解できた」「ほ場の特徴に合わせて利用することが大事だと分かった」「今年から緑肥を栽培し始めたので非常に参考になった」等の声が聞かれ、土壌診断や施肥設計、土づくりの理解を深める良い機会となりました。
次回は11月25日に第5回を開催します。今後も普及センターは、若手農業者のスキル向上に向けた活動を支援していきます。
土壌診断表の見るべきポイントを学習
持ち寄った土壌診断表からほ場の特徴を確認

