令和8年7月2日(木)に北見市相内のたまねぎほ場にて網走農業改良普及センター地域第1係(以下、地域第1係)の重点プロジェクト活動(以下、重点活動)夏期研修会を開催しました。
地域第1係では、令和8年度から令和12年度までの5カ年にかけて、「土づくりと経営分析による持続可能な農業経営の確立」をテーマに地域の若手農業者と重点活動を進めています。
今年は活動の1年目として、近年価格の高騰が続いている肥料に着目し、土壌分析に基づく適正施肥に取り組んでいます。当地域では、過去からの継続した肥料の投入により、養分が蓄積(主にリン酸)されたほ場が多く見られます。そこで土壌分析の結果を基に、適正な施肥量にした際のたまねぎの生育・収量への影響についての試験を実施しています。
夏期研修会では重点活動に参加している農業者7名全員が集まり、「たまねぎの土壌分析結果に基づく適正施肥試験」の生育状況などについて共有しました。農業者からは「施肥量を減らしても、生育が劣っていないことを確認できた!」「肥料代は削減できているから、収量によっては所得アップにつながるかも。収量の結果が気になる」などの声が聞かれ、適正施肥の取り組みへの興味や生産費の低減に向けた意欲が見られました。最終的な生育・収量などの結果は、冬期の重点活動研修会にて報告する予定です。
普及センターでは今後も地域の課題解決に向けて活動を進めていきます。

写真1 調査概要を説明する普及センター職員

写真2 試験ほのたまねぎの生育を見る農業者

