津別町 第4回「ふるさと塾」を開催(美幌支所)

 令和4年11月30日(水)、津別町の若手農業者のスキルアップを目的にJA、町、農業士会、普及センターが連携して支援する今年度4回目となる「ふるさと塾」が開催されました。

 午前は酪農、肉牛に共通するほ乳期の管理をテーマに、普及センターから「分娩後の初乳を測定しましょう」そして「品質の良い初乳を確実に給与しましょう」と講話を行いました。

 その後、畑作・肉牛の複合経営をされている農業士、北野淳志さんの農場を視察し、黒毛和牛の繁殖・素牛経営についてお話を伺いました。塾生からの「畑作に和牛を導入するメリットは?」との問いに、「堆肥は畑へ還元し、麦稈は敷料として利用することで、経営内で循環型農業が可能となることが大きなメリットです」との回答がありました。多くの塾生は畑作専業ですが、和牛を導入した複合経営に興味を示していました。

 午後からはホクレン肥料(株)北見工場にて、土壌分析の過程と肥料の製造工程を見学しました。普段当たり前のように使用していた肥料ですが、海外から輸入された原料が工場で使いやすい肥料になる工程を見て、「これからは関係者に感謝しながら肥料を使っていきたい」との声が聞かれました。

ふるさと塾は2カ年(令和4~5年度)にわたり12回計画され、視察研修や交流会なども取り入れながら開催していきます。

ほ乳期の管理をスライドで説明を受ける 塾生

ほ乳期の管理をスライドで説明を受ける 塾生

牛舎で和牛の飼養管理について学びました

牛舎で和牛の飼養管理について学びました

肥料工場で製造工程を学びました

肥料工場で製造工程を学びました

カテゴリー

網走農業改良普及センターのカテゴリ

お問い合わせ

オホーツク総合振興局産業振興部網走農業改良普及センター美幌支所

〒092-0027網走郡美幌町字稲美150番地6

電話:
0152-73-5111
cc-by

page top