水稲の青空講習会に大空町・美幌町の農業者が集まりました!(美幌支所)

 令和5年7月5日、大空町において女満別町稲作生産組合の講習会が開催され、大空町・美幌町の稲作農家・農協職員など21名が参加しました。当地域では稲作農家の経営移譲が続いていることから、今年は若手農業者の参加が増えました。講習会は普及センターの山田主査が講師を務め、事前に各集落で調査した9戸18筆の生育状況を基に、冷害危険期前後の水位管理を説明しました。その後、ほ場にて冷害危険期終了の目安となる稲の葉耳間長の観察方法を説明し、地域で実践者が増えつつある出穂前の中干しの重要性を伝えました。

 農業者からは「今までは冷害を気にして深水管理を続けていたが、今年は葉耳間長を観察して中干しを試したい」「FAX情報を参考に気温が高い日は浅水管理を心がることで、例年より茎数が多くなり収量が期待できそう」等の声があがりました。

 普及センター美幌支所は今後も、水稲の安定生産に向けて地域農業者を支援していきます。

座学では稲の生育に応じた水田の水位管理の目的を説明

座学では稲の生育に応じた水田の水位管理の目的を説明

水田では冷害危険期終了の見極め方として稲の葉耳間長の観察方法を説明

水田では冷害危険期終了の見極め方として稲の葉耳間長の観察方法を説明

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〒092-0027網走郡美幌町字稲美150番地6

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