米の胴割れ粒改善の成果を講習会・総会で共有しました!(美幌支所)

 令和6年3月19日、女満別町稲作生産組合の講習会・総会が開催され、農業者・関係機関など25人が参加しました。

 講習会では普及センターが令和2年度から取り組んでいる『もち米の安定生産に向けた胴割れ粒対策の確立』をテーマに、山田主査が講習しました。内容は、農業者から定期的に集約する稲の観察記録と普及センターによる生育調査を基に適期収穫の徹底を図ったことで、胴割れ粒による落等を3年連続で防止できた取組です。その他、北見農試より『省力化技術』・『きたゆきもち栽培マニュアル』・『水稲の育種方法』等の情報提供があり、最新の栽培技術を農業者へ伝えることができました。

 講習会に続いて行われた品質共励会では、令和5年産の製品反収・品質面において優れた成績を収めた3戸の農業者が表彰されました。総会では組合長から「記録的な猛暑で胴割れ粒の多発が心配だったが、関係機関のサポートと生産者の適期収穫実践により品質・歩留まりが今までに無く良い年にできた」と挨拶があり、産地が一丸となって取り組んだ胴割れ粒対策の成果を関係者みんなで喜び合うことができました。

 まもなく令和6年産のは種に向けた作業が始まりますが、普及センター美幌支所は今後も水稲の安定生産に向けて農業者を支援していきます。

胴割れ粒対策の成果を実感する大空町の稲作農家

胴割れ粒対策の成果を実感する大空町の稲作農家

カテゴリー

網走農業改良普及センターのカテゴリ

お問い合わせ

オホーツク総合振興局産業振興部網走農業改良普及センター美幌支所

〒092-0027網走郡美幌町字稲美150番地6

電話:
0152-73-5111
cc-by

page top