令和6年6月17日(月)、美幌地区農業士会夏期研修会が開催され、農業者・関係機関合わせて49名が参加しました。
今回の研修会は、津別町にて①オリンピックメダルケースを作製した株式会社山上木工の木製加工技術・モノづくりへのこだわり、②津別町木質バイオマスセンターの森林資材を持続的に活用する「地域内エコシステム」の取組、③恩根地区のなたね栽培ほ場視察、④会員の農場訪問を行いました。
なお、普及センターの重点地域である恩根地区では、長期的な土づくりの視点から、令和4年からなたねの試験栽培に取り組んでいます。
参加者からは「山上木工の加工技術には驚いた、家具などぜひ購入したい!」「今まで有料処分していた木材等を木質バイオマスセンターに売れるなら嬉しい」「なたねを栽培するにはどういった準備が必要?」「なたねの栽培による土壌改善には期待している!」という声があがりました。
また、現地研修後の情報交換会では、地域を越えて活発な意見が交換されました。
普及センターでは今後も指導農業士・農業士会の活動を支援し、地域農業の活性化につなげていきます。
展示している木製家具の説明を受けている参加者
なたねの栽培ほ場を現地視察しました
なたねは莢にぎっしりと種がつまっています