令和5年3月27日(月)、普及センター美幌支所は第3回目の農村ゼミナールを開催し、農業者、JA、美幌町役場などから計22名が参加しました。今回のテーマは「ばれいしょの生育」と「肥料の使い方」で、グループワークや普及センターからの講話を通して学べるよう企画しました。
ばれいしょの生育については、はじめにグループワークにて生育・作業カレンダーの作成を行いました。次に講師の荒木係長から「開花終頃のばれいしょの絵を描いてください!」との問題が出され、「土の中でばれいしょがどうなっているか見たことがない・・・」と、悪戦苦闘する農業者が多くみられました。最後にグループで考えたばれいしょの生育・作業カレンダーと、荒木係長の講話で答え合わせを行いました。
肥料の使い方については、肥料袋の表示の見方を学んだほか、農業者それぞれが持ち寄った土壌診断票をもとに施肥設計を行いました。「土壌診断票を見たことがなかった」「ここで施肥設計を学べたので、参加してよかった」との声がありました。
農村ゼミナールは、令和5年12月までに残り6回開催される予定です。今後も普及センター美幌支所は継続して、若手農業者を支援していきます。
参加者は意見を出し合いながら、生育・作業カレンダーを完成させました
荒木係長からの講話に、参加者は耳を傾けました