令和5年3月29日、津別町恩根地区で重点懇談会を実施し、農業者、津別町、JAつべつより21名の出席がありました。
普及センターからは、①移植てんさいの施肥改善による大幅な肥料費削減、②恩根地区におけるなたねの越冬状況と今後の取り組み、③秋まき小麦の生育状況と可変施肥に対応した生育指標の設定について説明を行いました。
とくに、昨年から導入に向けて栽培試験を行っているなたねについては、無事に越冬した株の様子を確認することができ、「津別町でもなたねが作れそうなので安心した」との声が聞かれました。
また、秋まき小麦の生育状況については「鞘葉分げつというものがあるのか」と初めて知った人もおり、今後の栽培管理に向けた基礎知識の共有ができました。
なたねの導入への期待が高まる中、普及センターは継続して各作物の安定生産に向け支援を行っていきます。
にぎやかな雰囲気の中で懇談会が行われました
越冬前の秋まき小麦の調査結果を共有しました