指導農業士・農業士会が呼びかけ斜里郡3町の農業者がバイオスティミュラント資材を学ぶ（清里支所）
令和7年12月17日(水)、清里町生涯学習センターにおいて、清里町指導農業士・農業士会が主催する研修会が開催されました。例年は会員のみで行っていましたが、今回、初めて町内の農業者や小清水町・斜里町の指導農業士・農業士会にも案内したところ、3町から43名の出席がありました。
研修会は近年注目が集まっているバイオスティミュラント資材をテーマとした内容で、当地域の指導農業士・農業士の中にも実践者が複数いるフルボ酸資材について学びました。講演では、この資材を活用して庭先で作る溶液をほ場に散布することで、土壌中のミネラルが作物に利用されやすくなったり、暑熱対策や病害虫低減が期待される等の効果が資材メーカーから紹介されました。農業者からは「種いも消毒の際に混合したら効果が上がるか？」「暑熱対策として活用する場合の散布適期はいつ？」「土壌に灌注しても効果ある？」「我が家でも試してみたい」等、多数の声が挙がり、盛況な研修会となりました。
研修会後に開催された清里町指導農業士・農業士会第11回総会では町長と農協組合長が来賓として列席する中、新たに農業士に認定される3名の農業者が紹介されました。それぞれが述べた「活動を通じて自らの農業技術向上に努めたい」「諸先輩方と協力して活動していきたい」との抱負に大きな拍手があがり、今後の活躍が期待されます。
普及センター清里支所は、これからも町や農協など関係機関と協力して、指導農業士・農業士会の活動を支援していきます。
清里町・小清水町・斜里町から多数の農業者が参加して盛況に開催
