北見市柏木地区で懇談会および排水対策の効果確認を行いました（網走本所）
6月22日に重点地区である柏木地区にて懇談会を実施しました。各作物の今後の栽培管理や畑の栽培対策、スマート農業について話題提供を行いました（写真1）。生産者から、生育不揃い時の農薬散布のタイミングなどの質問や、「重点地区の作物の生育も調査して状況を教えてほしい」など普及センターに対する要望があり、大変有意義な懇談会となりました。
また、7月12日は生産者のほ場にてカットブレーカーの施工効果確認と小豆施肥試験の観察会を行いました。
施工効果確認では、昨年カットブレーカーを施工した畑と無施工区の畑に、たまねぎ移植後、地中にガラス板を設置しました。そして当日掘り起こしてガラス板を外し、たまねぎの根張りや土の状態を比較しました（写真2.3）。また、小豆の施肥試験の観察会では施肥量の違いによる生育状況を確認し、試験区での素直な生育と減肥の可能性を確認することができました（写真4）。
生産者からは「たまねぎ以外の作物でもガラス板を使って根張りを確認したい」など意見が飛び交いました。既にてんさい畑にもガラス板を設置しており、我々も生産者も確認が待ち遠しい今日この頃です。
写真1：懇談会で栽培管理や話題提供について説明
写真2：カットブレーカー効果確認の様子
写真3：たまねぎの根張りの状態を確認
写真4：小豆の施肥試験で生育状況を確認
