農業経営を学ぶ　～第11回農村ゼミナールの開催～（本所）

令和4年11月22日に、網走農業改良普及センターが主催する第11回農村ゼミナールを開催しました。今回は受講生9名が参加し、「1年間の農薬使用量の試算方法」や「経営力の鍛え方」について学びました。

午前の講義・実習「農薬の年間使用量の試算」では、普及指導員よりプレゼンテーション資料を用い試算方法を説明しました。その後、生産履歴を基に受講生が農薬使用量を算出する演習を行いました。

午後は、北海道指導農業士の和﨑陽一氏に講演をいただき、「今から始める、経営力の鍛え方」をテーマとして、「日頃から日誌などの記録を残しておくことや、数字を見る力を養っておくことが大切。」といったお話を聞くことが出来ました。

受講生からは、「改めて自分の畑の年間農薬使用量を確認してみたい」、「和﨑指導農業士の講演は、日誌の書き方など取り入れたいと思う有益な情報が多かった」といった感想が寄せられました。次回は、12月6日に最後となる第12回農村ゼミナールの開催を予定しています。

今後も普及センターは、若手農業者のスキル向上に向けた支援活動を継続していきます。