令和4年12月6日に、網走農業改良普及センターが主催する、第12回農村ゼミナールを開催しました。令和2～4年度農村ゼミナールとして最後となる今回は、受講生12名が参加し、先輩農業者による講演、受講生のプロジェクト発表、閉講式を行いました。
午前は、農村ゼミナールOB（平成28～29年度受講）である、馬渕修氏（北見市常呂）と山田圭祐氏（北見市端野）の2名より、「先輩農業者に学ぶ」と題し講演していただきました。馬渕氏からは「農村ゼミナールを通じて、頼れる人が増えた。周りの人と相談しながら、経営していくことが大切」、山田氏からは「自分が経営主となった時困らないよう、お金の流れは一度必ず見ておこう」といった、経験談も交えた貴重なお話を聞くことができました。
午後は、受講生が1年間取り組んできたプロジェクトの活動内容について、5つのグループが発表を行いました。最後に閉講式を行い、当センターの葛西次長が受講生に修了証を授与しました。
受講生からは、「先輩農業者の方から、新規就農時の悩み等、具体的な話を聞けて良かった。営農に役立てたい」「プロジェクトの活動内容について、発表して終わりではなく、この先どう活かせるかを考えている班があり参考になった」といった感想が寄せられました。また、農村ゼミナールの活動を振り返り、「普段行く機会のない場所へ見学に行けて、勉強になった」「土壌や農薬に関わる、基礎的な内容を学ぶことができた。今後の仕事に活かしたい」といった感想も寄せられました。
今回をもって、令和2～4年度農村ゼミナールは終了しました。今後は、令和5～6年度農村ゼミナールの開催に向け、準備をしていきます。
農村ゼミナールOBによる講演の様子
葛西次長より修了証を受け取る受講生
