GAP推進に向けた農作業安全・労務管理・応急救護研修を開催(広域)

GAP推進に向けた農作業安全・労務管理・応急救護研修を開催(広域)

令和4年12月2日、オホーツク地域GAP導入推進会議(普及センターは構成員として参画)は、「オホーツク地区農作業安全・労務管理・応急救護研修会」を開催しました。

農作業安全研修は、「農業経営を支える農作業事故対策の考え方~地域での事故事例~」として農研機構システム安全工学研究領域の積グループ長補佐より講演が行われ、「安全は経営を支えるインフラで、現場を変えていく必要ある」と対策について話がありました。

労務管理研修では、「GAPに係る労務管理について」として社会保険労務士法人オホーツク労働事務所の多田代表より農業に関わる労務管理についてを講演いただきました。農業と労働基準法の関わりや、従業員の募集と採用などに関わる知識習得の場になりました。

応急救護の研修では、北見地区消防組合消防署の佐々木救急担当より、「普通救命講習Ⅰ」として3時間の座学研修と実技が行われました。実技研修ではAEDを用いた心肺蘇生法は参加者全員が体験をしました。

参加者からは「農作業事故で若者は死者が少ないが、負傷者が多いことが印象に残りました」「雇用側の責任について再確認できました」「応急救護は現場で役に立ちそう。初めてAEDを使ってみて勉強になりました」などの感想が聞かれています。今後も、普及センターは、オホーツク地域GAP導入推進会議の一員として、GAPに取り組む農業者への支援を行っていきます。

※GAP:農業生産工程管理。農業生産活動を行う上で必要な関係法令等の内容に則して定められる点検項目に沿って、農業生産活動の各工程の正確な実施、記録、点検及び評価を行うことによる持続的な改善活動のこと。

農作業安全と労務管理を学ぶ

農作業安全と労務管理を学ぶ

応急救護の実技研修

応急救護の実技研修

安全対策の商品を手に取り確認してもらいました

安全対策の商品を手に取り確認してもらいました

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