働きやすい農場づくりを考えるための「畜産GAP研修会」を開催(広域)
令和4年12月9日、遠紋地区酪農法人会とオホーツク地域GAP導入推進会議が共催し、「畜産GAP研修会~働きやすい農場づくりについて考える~」を開催しました。普及センターはオホーツク地域GAP導入推進会議の構成員として、関係機関とともに研修を企画・運営しました。
はじめに、遠紋地区酪農法人会張間会長より、「農場経営は人材確保が課題であり、研修内容を生かしていきたい」と挨拶がありました。研修は、普及センターより「働きやすい農場づくりのためのGAPについて」と題し、GAPの目的や取組について情報提供を行いました。
次に、別海町の(株)リジットファームズ森田代表取締役から「GAPを活用した農場管理の取組」と題し、取組の目的や取得後の効果、GAPの働きやすい農場づくりへの活用を、農場の動画や写真でを交え講演をいただきました。質疑を含めた意見交換では、「社員のモチベーション維持の方法」への質問や、「働きやすさを考えるためにGAPを活用し、人づくりを大事にしている」取組を聞くことができました。
出席者からは、「GAPを身近に感じることができました」「GAPに取り組んだことで効率が上がった話は、GAPに取組むきっかけになると思いました」などの感想も聞かれました。今後も普及センターでは、GAPの普及と農場経営への支援を行っていきます。
GAP:農業生産工程管理。農業生産活動を行う上で必要な関係法令等の内容に則して定められる点検項目にそって、農業生産活動の各工程の正確な実施、記録、点検及び評価を行うことによる持続的な改善活動のこと。
遠紋地区酪農法人会張間会長から開会挨拶
森田代表取締役より農場の取組を講演
研修会の様子(WEB配信も行いました)